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活動報告

第24班 10月宮城県石巻市・気仙沼・陸前高田への訪問

社員4名に札幌市内の大学生6名の総勢10名の大所帯で宮城に向かった第24班。今回の私たちの一番の使命は「東北に音楽を届ける」こと。(株)北海道アルバイト情報社の呼びかけにより集まった北星学園大学・北海道文教大学の吹奏楽部の学生有志は、ホルン歴18年の当社社員、田口をリーダーに「チームどさんこ」を結成。それぞれが自分の愛用する楽器を持参し、宮城入りしました。
桃生町の仮設住宅や陸前高田のコミュニティカフェでの演奏会では、近隣の方達が集まる中、「花は咲く」「let it go」「上を向いて歩こう」などを披露。色々な事に思いを馳せて涙ぐむ方や、一緒に口ずさんでくれる方、手拍子をしてくれる方など、それぞれに音楽を楽しんで頂きました。
渡波中学校からは、ちょうどこの期間に開催する文化祭への飛び入り参加のお話も頂いており、中学校の生徒さんとの合同練習も行う事が出来ました。
沢山の保護者と全校生徒360名が見守る中、「チームどさんこ」の演奏から文化祭がスタート。
ドキドキのスタートでしたが、渡波中学校の生徒さんとのコラボした「ようかい体操」では会場からの手拍子も加わり、大盛り上がりの中無事演奏を終えることが出来ました。そしてひと足先に会場を後にした私たちは、すぐに次の任務へ。先日の札幌ファクトリーのイベントでご一緒させて頂いた万年筆愛好会「北ペン倶楽部」さんから、「復興応援の証に」として託された万年筆を、小中学校・商店街などに届けてきました。
訪問の1カ月以上も前から何度もメンバーで音合わせを行い、準備を続けた「チームどさんこ」。
この夜は、ひとまずは文化祭の成功を祝し、美味しいビールで祝杯をあげました。※もちろん全員成人です。
連日、田口リーダーと共に学生チームが音楽活動を行う一方、社員チームも精力的に気仙沼・陸前高田をまわりたくさんの方にお会いしました。そのお話は、次回の「ことづて」でご紹介出来るかも知れません。
今回、私たちは石巻から気仙沼、陸前高田と海沿いを北上しましたが、いまだ、いたるところに残る震災の傷跡は、言葉で表現し難いものでした。学生達も被災地に立ち、様々なものを直接自分の目で見て、たくさんの事を肌で感じ、それぞれに色々なことを考え、この経験を周りの友人に伝えて行きたい、と感じたようです。
そして、「また来たい」「また会いたい」と思える場所や人と出会いも沢山あったようです。
学生を同行しての第24班、盛りだくさんのスケジュールでしたが、全員無事になにごともなく札幌に戻り、社員4名ほっとしております。

桃生町中津山の仮設住宅での演奏会
桃生町中津山の仮設住宅での演奏会
渡波中学校の文化祭で演奏会に参加
渡波中学校の文化祭で演奏会に参加